ブリスベーン第2日目

アトウッド博士のクリニックで、うちのスタッフと共に研修。
大学生のセッションがいくつかあり、非常に勉強になった。
どの家族もとても理解が深く、それも印象的だった。

お昼は奥様の手料理をいただいた。感激!
庭から野生のコアラを2頭、見ることができ、ラッキーだった。



夕方から、クイーンズランド州のアスペルガー成人のソーシャルグループに参加。4名の成人の方々と、ご家族に会うことができた。


一人の人は中高年男性で、奥様も同伴されていた。
お孫さんもいるという。
車の運転の話で、シングルトラックで大変だったという話が印象的だった。

30代男性は、最初の職業は軍人で、東チモール紛争で闘ったと言う。
帰還後に診断を受け、コンピュータープログラミングが得意で今は無職。

30代女性は家族を伴っておられた。
長女もASD.
子供服のデザイナー。

20代らしい女性は、絵が趣味だと言っていた。





今日は、親子でASDという組み合わせにたくさん出会った。



オーストラリアのアスペルガー行政支援は、特に成人に関しては何も無いと、夕方のソーシャルグループを運営しておられるクイーンズランドアスペルガー協会(?)の長の方が話してくださった。ご自身の20代の息子さんがASで、いろんな苦労をしてきたことを話してくださった。

まだまだクラシックな自閉症だけにスポットが当たっているが、それも教育に関してはインクルージョンではないことや、発生率や診断の急激な上昇に比べて予算が少ないので、94年には一人の自閉症児が週に24時間の支援を受けることができたのが、今では週一人当たり1,5時間に減ってしまった。しかも、特別支援級ではまだベビーシッティングしているかのような状態である、と、こぼしておられた。

日本もホンの数年前までは同じであった。
しかも、今でも、まだまだ担任の力量による部分が大きい。
学校支援、コンサルテーションの充実が急務であるな、そして、コンサルタント側の力量アップも急がなくては、等と、日本のこれからを思いながら、お話を伺った。


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