注射

昨日はフリースクールに来ている小学1年生の、インフルエンザ予防注射の日だった。

とても怖がり暴れるので、いつも数人で押さえつけて注射すると言う。
いつも黙って連れて行き、押さえつけるのだそうだ。


そんなことは反対だ!


そこで、セッション後、病院までついて行った。

今回は、ちゃんと私が予告をした。

それでも、過去の経験からとても嫌がったが、私がついていったのが面白かったのか、病院まで自分で案内してくれた。

そして、名前を呼ばれ、先生の前に座ってから、やっぱり怖くなって暴れたが、できた。

全部写真に収めた。

次回は、今回がんばれた自分を写真によって思い出して、もっと自覚して自ら進んで受けて欲しい、というか、その手順をきちんととってあげなくては。


帰りに、もう一度センターに寄りたいと言うので寄った。
スタッフみんなに褒めて欲しかったのだ。

みんなで褒めていた時、田中君(中学1年)がいた。

「え〜?注射したの?スタンプ注射?針の注射?針の注射が出来たんだ。すごいな〜。僕はね、注射と言ったら、黙って連れて行かれて押さえつけられて乱暴な状況でされてばかりいたから、ものすごく悪い思い出ばかりなんだよ。だからいやなんだ。小学生でちゃんとできたのはえらいな〜」

っと、しみじみと褒めていた。

実感のこもる褒め言葉には説得力がある。


アスペルガーの子供たちはみんな、同じ体験をしてきたんだな。


彼らにポジティブな生活体験をさせてあげるには、保護者に手立てを教えていく必要があると再確認し、改めて、早期発見早期療育の大切さを思った。

コメント

田中君

チャレンジドフォーラムの発表も、上手で、成長が見られ、感激しました。パチパチパチ。色付きの文字

娘も数年かけて、今に至っています。

娘も全く同じでした。
主治医(小児発達障害専門医)が知る限り、
注射嫌いで暴れる子No.1だったそうです。

今でも注射は恐怖ですが、
接種前に娘だけに効く独特のおまじないをかけてくださり、
それが安心の儀式になっています。
(この儀式を見つけるまで3〜4年はかかりました。)

根気よくオリジナルな対応も考案してくださる
医師に出会えて感謝しています。

小1で頑張った子も、
それを心から誉めた田中君も素晴らしい!!

No title

うちは幸いそれほど暴れませんでしたが、でも無理に抑えて打ったのは同じかも。
打ったあと涙を流していました。

この記事を読んで、ちょっと涙がでました。
そうですよね。
予告や注射の重要性も伝え、私もいっしょに打ったのですけれど。

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