トニー・アトウッド先生のクリニックでの研修2日め
日曜日の深夜便で成田を発ち、眠ったまま太平洋を南下し、早朝にオーストラリアに着きました。
空港からまっすぐトニーのクリニックに行き、直ちにセッション開始。
夕べはバタンキュー!で、寝てしまいました。
あっという間に2日目も過ぎようとしています。
ここでは、サイコロジストとセラピストは、一日平均して5人のセッションをこなします。
子供から大人、シビアからマイルドまで。
月曜日はトニーに一日中マンツーマンで教えてもらうことができ、2日目の今日、火曜日は、トニーが最も信頼するフレンチカナディアンのイザベルにマンツーマンで丁寧に指導してもらうことができ、とってもラッキーです。
イザベルは、アスペルガーの人の性教育の専門家です。
トニーのクリニックで研修を受けるのはこれが2度目(前回は3日、今回は5日間)ですが、前回は診断が主、今回は性と異性関係に関する支援について学びに来ましたので、イザベルのやっていることはとても興味がありましたので、イザベルとの時間を多めにとってもらうようにお願いしていました。
+++++
トニーはとても忙しい人なので、トニーの指導を直接受けることができるのは、一人のクライアントさんも、大抵の場合、1年に1回程度なのだそうです。深刻度と緊急度の高い人の場合、もっと頻繁な場合もありますが、定期的な指導の必要な人は、最初トニーの指導を受け、その後は一般セラピストに引き継がれることが多いです。
イザベルも同じです。
+++++
第1日目に印象的だったのは、小学6年生の男の子でした。
その子は、6歳の時にトニーに診断されて以来、一度もトニーに会いに来ていませんでしたが、進学を前にして、進学に当たって心がけておくべきことを教えてもらうために再度来たのです。
この間、トニーの助言に基づいて、さまざまな人たちが連携して彼のIEPをうまく機能させてきました。そのおかげで、彼自身はすごく良く育っていて、小学校では最高学年で児童生徒会長を務めているほどです。
ソーシャルスキルも伸びているし、感情コントロールも今のところうまく行っています。
だからといって、今後もうまく行くとは思っていない保護者が、それなりの準備をするために、トニーの助言をもらいたくて来たのでした。
トニーも、本当に立派になったねと、褒めていて、本人も進学を楽しみにしていました。
お母さんが、どれほど多くの先生たちが良くしてくれたか感謝の言葉が見つからないと言っている間、お父さんの目から涙がぽろぽろ。本人も、自分はがんばっていて成果も出ているが、これから進学に当たって自分の知らない世界なので、よくよくトニーからの助言に従って、自分も気をつけたいと言っていました。
トニーは丁寧に、ASの得意なところと苦手なところ、ほかの人よりがんばらないといけない部分、がんばる必要の無い部分などについて、とても丁寧に説明していました。
また、高校大学で気をつけること、どんな仲間を見つけるべきか、先生たちにどの部分で協力を得るべきか、自分で何を人に伝えることができるようになるべきか、好きな子ができたらどうすべきか、などなどについても。
うんうん、と、うなづきながら聞いているその子の顔が希望に輝いていました。
その姿が、なんだかとても自然で、素晴らしいと思いました。
この国では、ASのことを皆良く知っているんだな〜。
先生たちも協力的で、コーディネーターと言語聴覚士と、担任が本当によく連携し合って、一人ひとりの子ども達の力が最大限に発揮できるよう、そして、自信をつけるよう配慮して育ててきた、その結果がこの子なのだと、しみじみと感じました。
そのうち、私たちの日本だって、こんな子供をたくさん育ててみせる!
(つまり、通常学校関係者は誰でも、ASへの深い理解と具体的支援を提供できるほどにならないといけないわけですが)
そう強く心に思わされました。
見本がここにあるのですから、できるはず!
+++++
その他のケースのなかには、子供の相談に来ていて、親もASの診断を持っている人たちが結構たくさんいました。
だから、トニーとイザベルが担当しているんだろうな。
イザベルが担当していて、研修させてもらったケースの1つには、配偶者がASで、二人の子供もASという事例がありました。日本でも、よくあることではありますが、家族の中で、定型がたった一人、というのは、それはそれで大変な場合もあります。
その支援のあり方についても、具体的に学ぶことができました。
空港からまっすぐトニーのクリニックに行き、直ちにセッション開始。
夕べはバタンキュー!で、寝てしまいました。
あっという間に2日目も過ぎようとしています。
ここでは、サイコロジストとセラピストは、一日平均して5人のセッションをこなします。
子供から大人、シビアからマイルドまで。
月曜日はトニーに一日中マンツーマンで教えてもらうことができ、2日目の今日、火曜日は、トニーが最も信頼するフレンチカナディアンのイザベルにマンツーマンで丁寧に指導してもらうことができ、とってもラッキーです。
イザベルは、アスペルガーの人の性教育の専門家です。
トニーのクリニックで研修を受けるのはこれが2度目(前回は3日、今回は5日間)ですが、前回は診断が主、今回は性と異性関係に関する支援について学びに来ましたので、イザベルのやっていることはとても興味がありましたので、イザベルとの時間を多めにとってもらうようにお願いしていました。
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トニーはとても忙しい人なので、トニーの指導を直接受けることができるのは、一人のクライアントさんも、大抵の場合、1年に1回程度なのだそうです。深刻度と緊急度の高い人の場合、もっと頻繁な場合もありますが、定期的な指導の必要な人は、最初トニーの指導を受け、その後は一般セラピストに引き継がれることが多いです。
イザベルも同じです。
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第1日目に印象的だったのは、小学6年生の男の子でした。
その子は、6歳の時にトニーに診断されて以来、一度もトニーに会いに来ていませんでしたが、進学を前にして、進学に当たって心がけておくべきことを教えてもらうために再度来たのです。
この間、トニーの助言に基づいて、さまざまな人たちが連携して彼のIEPをうまく機能させてきました。そのおかげで、彼自身はすごく良く育っていて、小学校では最高学年で児童生徒会長を務めているほどです。
ソーシャルスキルも伸びているし、感情コントロールも今のところうまく行っています。
だからといって、今後もうまく行くとは思っていない保護者が、それなりの準備をするために、トニーの助言をもらいたくて来たのでした。
トニーも、本当に立派になったねと、褒めていて、本人も進学を楽しみにしていました。
お母さんが、どれほど多くの先生たちが良くしてくれたか感謝の言葉が見つからないと言っている間、お父さんの目から涙がぽろぽろ。本人も、自分はがんばっていて成果も出ているが、これから進学に当たって自分の知らない世界なので、よくよくトニーからの助言に従って、自分も気をつけたいと言っていました。
トニーは丁寧に、ASの得意なところと苦手なところ、ほかの人よりがんばらないといけない部分、がんばる必要の無い部分などについて、とても丁寧に説明していました。
また、高校大学で気をつけること、どんな仲間を見つけるべきか、先生たちにどの部分で協力を得るべきか、自分で何を人に伝えることができるようになるべきか、好きな子ができたらどうすべきか、などなどについても。
うんうん、と、うなづきながら聞いているその子の顔が希望に輝いていました。
その姿が、なんだかとても自然で、素晴らしいと思いました。
この国では、ASのことを皆良く知っているんだな〜。
先生たちも協力的で、コーディネーターと言語聴覚士と、担任が本当によく連携し合って、一人ひとりの子ども達の力が最大限に発揮できるよう、そして、自信をつけるよう配慮して育ててきた、その結果がこの子なのだと、しみじみと感じました。
そのうち、私たちの日本だって、こんな子供をたくさん育ててみせる!
(つまり、通常学校関係者は誰でも、ASへの深い理解と具体的支援を提供できるほどにならないといけないわけですが)
そう強く心に思わされました。
見本がここにあるのですから、できるはず!
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その他のケースのなかには、子供の相談に来ていて、親もASの診断を持っている人たちが結構たくさんいました。
だから、トニーとイザベルが担当しているんだろうな。
イザベルが担当していて、研修させてもらったケースの1つには、配偶者がASで、二人の子供もASという事例がありました。日本でも、よくあることではありますが、家族の中で、定型がたった一人、というのは、それはそれで大変な場合もあります。
その支援のあり方についても、具体的に学ぶことができました。
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